特徴：レールがセパレート(分割)になっているので自由度の高いレイアウトが可能
加工機本体とATCをつなぐチェンジャーの搬送レールがセパレートになっているタイプです。機械メーカーによって異なりますが「セパレートレール」や「分割レール」などと呼ばれています。搬送レールの取り回しを自在に変更できることから通常の搬送レールタイプと比較してATC装置と加工機本体のレイアウトの自由度が上がります。レールのつなぎの部分は不具合の発生が考えられる箇所になりますので加工精度はもちろんのこと脱落防止装置やレールの位置を確認する機構などちょっとしたノウハウが必要です。チェンジャーはマガジン側のレール上が待機位置となり、ATC位置へコラムが位置決めされるとレールが繋がります。
仕様概要
| 工具収納本数 | 60本 |
|---|---|
| 工具規格 | BT50(NASⅠ) |
| 最大工具径(隣接あり) | Φ135mm |
| 最大工具径(隣接なし) | Φ250mm |
| 最大工具長 | 500mm |
| 最大工具質量 | 30kg |
| マガジンチェーンピッチ | 140mm |
| 駆動源 | 油圧 |
